会津からのお便り
 南会津下里 佐藤 純江

第59号 2015.4.28

 新聞「土・まち・みどり」を有難うごさいました、すばらしい新聞だと思います。毎号、何回も読ませていただいておりますし、大切に保存もしています。

 私は若い時、三宿に数年住んでおりましたので、故郷の便りを読むような懐かしささえ感じます。今は太子堂町になっておりますが、私が居たころは三宿町でした。太子堂では二のつく日には縁日があって、夕方よく行ったものでした。買い物は三軒茶屋でした。

 同じ世田谷でありながら奥沢のことは何も知らなかったのですがお便り(新聞)を読ませていただいているうちに、すばらしさを知り、またさすが立派な指導者も沢山いらっしゃって、羨ましくさえ思います。ここ田舎、特に私の町では、何か始めようとすると疲れてしまいます。

 今は小学校で月一回程度、絵本の読みきかせをもう十年以上やっていますし、デイサービスで昔話をしたり、下手な手品をしたり、みようみまねで踊ったりのボランティア活動をしています。デイサービスでは職員の方たちも待っていて下さるので、私の方が元気をもらっております。

 一方福祉事務所のご指導で郡の連合老人会の機関誌の編集(年二回)も今年で十五年位になります。

 この他に県の補助金をいただきながら好きなイベントを企画、実施しております。今年も冬を楽しむをテーマに、去る二月十一日に実施し、報告書を出してすぐ埼玉の妹の方に行っていました。来る三月三日は六十五才以上のひとりぐらしの高令者を招いて町主催の「おひなまつり」があります。私たちの「昔話の会」も出演を依頼されております。

 「おひなまつり」が終ったら、また今度は横浜の二男の家にに行って羽を休め、もし可能なら今年度の、「いきいきのフェスティバル」に出店したいと思っております。作る人達が集まるので、アイディアで勝負ですね。出品するものも決めてあります。無理をしないで楽しみながら作っていきたいと思っております。沢山の毛糸や布がありますので、足りないものを補い乍ら整理する意味で、安い、便利、すぐ使えるを目標に今年もやって行きます。元気なら、町の人々のためにやりたいことがありますので、ちょっと年老いすぎの感があるのですが、更にやりたいことをやってみたいと思っております。  こちらはまだまだ深い雪の中ですが、それでも陽光は日毎に強く、雪解けも進んでおります。