大ケヤキのある散歩道 世田谷区風景づくり条例にもとづき、平成14年11月9日の公開選定会で、奥沢2丁目12~22番に東西にのびる道路が「大ケヤキのある散歩道」の名称のもと、第一回風景資産として選定されました。(下は平成14年頃の写真です。) 選定の理由は、条例の趣旨が美しい景観を表彰するというだけのものではなく、そこに住まう人々が推薦した風景を未来に向けて守りづづけ、その風景が地域コミュニティづくりにつながるだろうということが、選定基準に合致したからです。選定人の方々は、この道筋に並べられたチェリーセージを、ここに住まう人々のコミュニティ意識の象徴と高く評価されたようです。 風景資産に選定後、この道の象徴であった大ケヤキのある土地の所有者が代わり、土地が分割分譲されたことから、大ケヤキが伐採される恐れが生じました。当会の理事が呼びかけ人となり、大ケヤキの存続を望む1357名の署名を集め、世田谷区議会に請願をいたしました。区議会では継続審議となったものの、結果的に、大ケヤキを評価する方が分割をしないで購入され、保全されることになりました。
大ケヤキのある散歩道
選定の理由は、条例の趣旨が美しい景観を表彰するというだけのものではなく、そこに住まう人々が推薦した風景を未来に向けて守りづづけ、その風景が地域コミュニティづくりにつながるだろうということが、選定基準に合致したからです。選定人の方々は、この道筋に並べられたチェリーセージを、ここに住まう人々のコミュニティ意識の象徴と高く評価されたようです。
風景資産に選定後、この道の象徴であった大ケヤキのある土地の所有者が代わり、土地が分割分譲されたことから、大ケヤキが伐採される恐れが生じました。当会の理事が呼びかけ人となり、大ケヤキの存続を望む1357名の署名を集め、世田谷区議会に請願をいたしました。区議会では継続審議となったものの、結果的に、大ケヤキを評価する方が分割をしないで購入され、保全されることになりました。