奥沢のしあわせ
 奥沢2丁目 織畠 真波

第19号 2005.5.17

 私たち家族四人がここ奥沢2丁目に引っ越して来たのは、2002年の8月でした。長女が小学三年、長男はまだ二才になったばかりで、大はしゃぎしていました。

  毎朝毎夕、散歩に来てくれる犬を見ては喜び、又、回りの庭木や花を楽しみに見せてもらっていました。長瀬家のお隣という幸運もあって、土とみどりを守る会に入って、それぞれのお宅が緑を大切にされてこそ、この街なみがあるという事が、改めてわかってまいりました。

  下の子が幼稚園に入ってから、毎日、自転車で通っています。この一年、入園式の桜ふぶきから始まって、つつじ、たんぽぽ、あさがお、ひまわり、ひがんばな、くり、シクラメン、うめ、もくれん、そして今、桜に戻って来ました。ガーデニングの素晴らしいお家を見つけたり、少し道を変えてみると、バラであふれたお庭を見つけたり、とても幸せな時間です。

  始めは、長女の通学を第一に考えて、緑ヶ丘駅に近いこの場所を選んだのですが、本当に奥沢に住む事ができて良かったと感じています。きっと子供たちも、そう思ってくれると信じています。

  実は、恥ずかしながら、自分の家の木たちに手をかけていないのが現状です。これからもっと勉強して、みどりづくりをしていかなければと思っています。  いつか街なみの一部分になれます様に、皆様の御指導をよろしくお願い致します。