おくさわ今と昔『今』

浮田基信ご夫妻インタビュー
 リサイクル支援を通して街の美化に奉仕

第33号 2008.11.1  奥沢2丁目の浮田基信さんはお仕事を退かれた 1988年暮から満21年にわたる91才の今日迄、どうしても都合のつかない日とお正月を除く毎朝6時半頃から9時頃まで奥沢2丁目の道路清掃を続けていらっしゃいます。「今年から雨の日はとりやめる事にしました。」とおっしゃる元気そうなお顔はとても91才とは思えませんが「このお陰で健康にも役立っているようで・・・」とのこと、謙虚で誠実なお人柄が滲み出るやさしい笑顔の奥の、人間としての深さ、凛とした強さに心を打たれます。  動機は、散歩の途中で2丁目公園のあまりの汚さに驚いた事です。夜に汚すので朝きれいにするのが良いと考えて、朝の清掃を始めました。これを続けることは自分への課題でもあったと振り返られます。当時は空缶やダンボール紙が道に沢山捨てられていて、アルミ缶は拾って潰し婦人会に、ダンボールは教会・コンビニの回収にまわしまし…

反省・愛情・感謝をこめて
 奥沢2丁目 奥山 由香

第35号 2009.5.6  緑や花がキライだ!という人は、あまり多くはいないと思います。ただ、育てるのが苦手な人は、私を含め多くいらっしゃると思います。  この春で奥沢に住み5年。買い物がてら町を歩き、ふと目にする家の庭先はとてもキレイ。緑と白花のみで統一されていたり、同じ種類の花でまとめて・・・などと大変センスの良い、個性的でおしゃれなガーデンに沢山出会えます。  昔から花好きな私ですが、なぜか花屋の店先で美しく咲いている鉢植えを見かけると一目惚れし、即購入。ことごとく弱り、育たない。夫にも「もうやめたら。」と言われ、方向転換。花がだめなら、緑で勝負!!と。今は小さなベランダですが、ユーカリやオリーブ達と仲良くしております。  主人も、お花が好きで大きな鉢で戴いた蘭が「1 回では可哀想だ」と株分けし、1鉢が2鉢、2鉢が4鉢と、一時は20鉢くらいの数となり、狭い家中が一杯になってしまった…

子育てのしやすい街・ 奥沢
 奥沢2丁目 小澤 一郎・真理子

第38号 2010.1.23  私たち家族は去年9月、同じ東京都内から奥沢へ引っ越してきました。その大きな理由の一つは、去年12月に長男が誕生し、子供に良い環境の中で暮らしたいという思いがあったからです。以前住んでいたマンションは大通りに面し、騒音と排気ガスが大変なものでした。  家さがしで初めて奥沢を訪れた時、目に入ったのが「土とみどりを守る会」の掲示板です。「こんな素敵な活動が行われているんだ」と安心して引っ越しを決めることができたように思います。  引っ越して間もなく、私たちはその掲示板に、街並みウォッチングの案内が貼ってあるのを見つけ、「もっとこれから住む街について知りたい」と参加することにしました。当日は、九品仏参道、ねこじゃらし公園、大平農園などをめぐり、「都心の中にこんなにも多くの緑が残されているんだ」と驚きました。中でも印象に残っているのが、大平農園の横を通った時です。無農…

あこがれの町奥沢にて
 奥沢2丁目 堀尾 隆文・佳美

第40号 2010.8.1  ギヤラリーくら蔵の堀尾と申します。はやいもので4年目を迎えようとしております。その間、奥澤 共栄会はじめ、ご近隣の皆様にあたたかく見守っていただき心より御礼申しあげます。  奥沢に店を出させていただき思うことがあります。みどりが豊かで、土と花の香りがすること、子供達が礼儀正しく笑顔がすばらしいこと、とても静かな町で時間がゆっくりとすぎていく感じさえします。  今から30年前のことです。同い年の従兄弟が、大学入学のために下宿生活を始めました。それが奥沢でした。京都の西陣から上京してきた彼は、石垣と生け垣をめぐらしたこの町並みがとても凛としていて落ち着くと言っていました。  彼の下宿に遊びに行っては繁華街に夜遅くまで出かけることがありましたが、奥沢駅に降り立つと身が引き締まったのを覚えています。奥沢の町には、そのように思わせる不思議な雰囲気がありました。  今、世…